エビストについて書きます

8 beat story♪と8/planet!!+2_wEi

今から始める 8beatstory♪ の手引書

はじめに

先日、8beatstory♪(エビスト)の橘彩芽役を演じてきた青野菜月さんの声優業引退にともなうキャスト交代が発表され、後任としてWake Up, Girls! などで知られる山下七海さんが加入することになりました。このタイミングでエビストを知った・興味が出てきたという方もおられると思いますので、説明書のような記事を書くことにした次第です。

山下七海さんについて知っていることはあまり多くないのですが、WUGというチーム(ユニットやグループよりもそう言う方が相応しい気がします)や他の仕事で得た経験をエビストにももたらしてくれると期待しています。派生の声優ユニットである8/pLanet!!(ハニープラネット、ハニプラ)としての活動についても、後任という重さや難しさ(橘彩芽は8人のリーダー的な役割ですし)もあるでしょうが、経験と実績を持った人だからこそ任せられるものだとも思いますので、一人のファンとして見守っていきたいところです。メイ役の澤田美晴さんとはプライベートで仲が良い様子で、これも縁というものでしょうか。

 

さて、長い記事になりますし、人によって興味の対象も違いますので読みたい項目から読んでいただくのが良いと思います。

 

本記事はどういうコンテンツというものになりますので、ゲームの攻略はこちらの記事をどうぞ。

nozzey19.hatenablog.com

 

1.概要

8beatstory♪はスマートフォンアプリのリズムゲームを展開の中心に据えた、いわゆる2.5次元アイドルもののコンテンツのひとつです。ストーリー面の特色などは後述しますが、出演声優が登場する現実でのライブイベントやCD等のリリースイベントを積極的に行っています。楽曲リリースの速度も特徴で、2016年のリリースから2018年末までの期間で70曲弱が存在しています。楽曲販売はCDよりも配信が中心。ゲーム内の楽曲選択画面からiTunes Store等に移動できるようになっています。

 

公式Twitter

twitter.com

現状、アプリやライブ等リアルイベントの告知はほぼ全て公式Twitterを介して行われています。情報が流れてしまいがちですが、これを見ておけばまず情報を見逃すことはありません。

公式サイト

http://chronus.8beatstory.jp/

率直に言って更新頻度が高くありません。しかし重要なメインストーリー全編のあらすじやキャラクター・キャスト紹介等が掲載されておりざっくり情報を得るために有効です。アプリのDLもこちらからどうぞ。

公式YouTubeチャンネル

8 beat Story【公式】 - YouTube

各楽曲の試聴ができるほか、ライブ映像のダイジェストもあります。

アルバム

・8/pLanet!!8/pLanet!!』

8/pLanet!!の「8/pLanet!!」をiTunesで

recochoku.jp

 

・8/pLanet!! Best Album8』(CD媒体のみ)

  

・2_wEiThrone of Despair

Throne of Despair

Throne of Despair

  • 2_wEi
  • アニメ
  • ¥2200

recochoku.jp

手っ取り早く楽曲を知りたい方はまずこちらのアルバムを手にとっていただくと良いでしょう。

8/pLanet!!2枚には被りがありますが(BoyFriend/君はレモネード/ファンタジア/スクールディスコ/BLUE MOON 5曲)ライブでの定番を押さえていますし、2_wEiThrone of  Despair』は現時点の全曲を収録。両ユニットの特徴が掴めるアルバムになっています。

当ブログには楽曲紹介の記事もいくつかあるので購入の参考になれば(いきなり全部買うと大変です)幸いです。サブスクリプションサービスに対応すると嬉しいのですが。

8/pLanet!! 今週はこれを聴け!! #1 - nozzey19の日記

8/pLanet!! 今週はこれを聴け!! #2 - nozzey19の日記

8/pLanet!! 今週はこれを聴け!! #3 - nozzey19の日記

 

どんなライブ、ということでダイジェスト映像も埋め込んでおきましょう。


www.youtube.com

www.youtube.com

 

 

 

2.ストーリー

現実でのライブ活動も絡めた2.5次元アイドルものの系譜に入れることができるエビストですが、ストーリー上の設定では職業としてのアイドルものではありません。物語の舞台は2031年。音楽制作AIが作った音楽が支持されて人間の音楽は脇に追いやられている中、この状況を打開すべくひとつの学校に集められた8人の少女がバーチャル空間での機械とのパフォーマンスバトルに挑みます。しかも8人のうち1人は音楽の消えた未来からやってきたアンドロイド。ターミネーター2だとはよく言われることです。

プレイヤーはその学校に先生として赴任し、彼女たちをまとめ上げてパフォーマンスの指揮を執る「ビートマネージャー」という役割を与えられます。使命は人間の音楽の未来を守り、作ることです。

そんな芸術SF的な舞台設定を通して音楽・歌を愛する女の子たちの、一見ゆるふわでシビアな部分もある物語が進行しています。

現在の状況としては敵方の新型アンドロイド「2_wEi」(ツヴァイ)が登場し、あちらの攻勢が強くなっています。2_wEiの内面にスポットを当てたストーリーも公開されており、主人公サイドとは異なる非常に重たい内容です。

 

現実のライブイベントとの関係についても書いておきます。

こういうコンテンツのライブの作り方としてはアニメ等の作品世界の再現をしたり音楽ライブとして仕上げるものがあると思うのですが、近頃のエビストでは作品世界のストーリー展開の地続き、拡張としてライブイベントが位置付けられています。最新のストーリーの内容を踏まえた演出が取り入れられることが多く、ライブがストーリーの大枠の中に存在しているとも言えます。

パフォーマンスとしても勿論ですが、コンテンツもののライブとして演出面でもかなり凝った作り込みがされており、新鮮な印象を残してくれます。

 

2_wEiのワンマンライブにそういったコンセプトが強く現れていました。

君は2031年を体感したか。2_wEi 1st Live "Driven to Despair" 感想 - nozzey19の日記

もうひとつ、ストーリーや楽曲から見えてくる作品性について書いたものがありますので読んでいただけると嬉しいです。長文です。

8 beat story♪と「想いを届ける」歌 - nozzey19の日記

 

3.声優編

キャラクターと出演声優の簡単な紹介です。ライブ等のイベントに出演するのは主人公サイドの8/pLanet!!とライバルの2_wEiで、それ以外のキャストのイベントや番組での出番はスポット参戦のようになっています。

どれだけ計算されたものなのかは分かりませんが、アプリがスタートして2年半、キャラクターとキャストの人間性まで考慮して起用されているのではないかと思うほど両者の共通性が強く見えるようになってきました。同じ時間を過ごしてきたチームとしての結束の強さも感じられます。

 

8/pLanet!!

桜木ひなた:社本悠 @ShamotoHaruka

無邪気で楽しげな歌声、感情表現が豊かな8/pLanet!!のセンターです。社本さんは『若おかみは小学生!』(TV/映画)等に出演して経験を積みつつ、ゲーム『消滅都市』派生のアイドルユニット『SPR5』でもセンターを務めています。同タイトルのアニメにも出演するようです。2.5枚目になれるというか、笑いのメンタリティを感じます。しゃもさん。

水瀬鈴音:吉井彩実 https://ameblo.jp/minipico01/

ふんわりと優しげな歌声が魅力。鈴音は桜木ひなたと同じ2年生。吉井さんが『8/pLanet!!』というユニットの名付け親です。『Tokyo 7th シスターズ』の『LeSCa』での活躍は皆さんもご存知ではないかと思います。こちらではおっとりした役柄で、ライブでもしなやかなパフォーマンスを見せてくれます。

神楽月:吉岡美咲 @staff_m_i

アタックの強い元気な歌声の2年生。神楽月はダンスが得意ですが、吉岡さんにはむしろボーカルの方に強い魅力を感じます。1月放送開始の水島努監督作品『荒野のコトブキ飛行隊』に出演が決定。イベント等では楽しい人柄を見せてよく笑わせてくれます。和氣あず未さんととても仲がいい。

橘彩芽:青野菜月→山下七海

凛々しく伸びのある歌声、キレと表現力を備えたダンスを見せてくれた青野さん。我々には見えない舞台裏でも献身的にユニットを支えてくれましたが、12月をもって引退・卒業となりました。今後彼女の姿を見られなくなることは残念でなりませんが、これからエビストを始める方にもライブDVD/BDでぜひ見てほしいと思います。メタラーです。橘彩芽は8人の厳格なリーダーで生徒会長。3年生。

姫咲杏梨:金魚わかな @gyogyo0301

杏梨は彩芽と切っても切れない関係の3年生。どこか癖のある、ウェットな歌い方が魅力。『BoyFriend』『全部、君のために』の落ちサビが白眉です。ライブでの感情表現も素晴らしいです。『新幹線変形ロボ シンカリオン』では主人公・早杉ハヤトの妹として準レギュラー。『ポケモン』アニメにも出演しています。

星宮ゆきな:和氣あず未 @azumi_waki

メンバーで一番幼い声音、元気だけど寂しがりの面もある。1年生です。和氣さんのTVアニメ等での活躍は私が語るまでもありません。リリース当初は『あにトレ!EX』の人という印象でした。多忙でしょうからエビストのイベントに参加する機会は多くないのですが、ライブではそんな事を感じさせない眩しいパフォーマンスを見せてくれますし、告知番組エビストニュースでお菓子を頬張る姿は星宮ゆきなそのものです。

源氏ほたる:吉村那奈美 @nanami_y0121

ふにゃっとした歌声が魅力の1年生。吉村さんも『新幹線変形ロボ シンカリオン』に出演。山形出身の方言演技も活かしながら、山形新幹線シンカリオン E3つばさの運転士・月山シノブとして活躍しています。メンバーの中で年長ということもあってかしっかりしたところが見えますし、ツッコミに回るシーンをよく見ることができます。

メイ:澤田美晴 @miharu_sawada7

メイは音楽を救うべく未来からやってきたアンドロイド。1年生です。アンドロイドということもあり感情的にフラットな、しかしその芽生えもある歌を聞かせてくれます。やや掠れた成分のある声が可愛いです。澤田さんはしょっちゅう社本さんと一緒にご飯を食べに行ったりしています。『ハイスクール・フリート』では砲雷科の小笠原光を演じました。また、金魚さん吉岡さんと揃って『温泉むすめ』に出演しています。

 

2_wEi

虎牙アルミ:野村麻衣子 @maikonomura102

ハードな音楽性で作られている2_wEiの楽曲に力強いボーカルを乗せてくれる野村麻衣子さん。ライブでの迫力も役柄に負けないリアリティが出ています。『Tokyo 7th シスターズ』では『Queen of Purple』のメインボーカルを務めていますし、彼女の歌のパワーを知っている方も多いと思います。Instagramでよく歌をアップしているように歌が好きな野村さんですが、アルミは設定の根幹がまさしく「歌」のキャラクターで、この巡り合わせに何かミラクルめいたものを感じてしまいます。夏が好き。

虎牙ミント:森下来奈 @rana_morishita

姉・アルミとは違う少し柔らかい声質でバランスを取る妹・ミント。森下来奈さんはナレーション等の仕事をやってきた人で、アニメ・ゲーム関係ではエビストが初めてでした。『アイドルマスター シンデレラガールズ』に出演したことで知ったという方が多いでしょう。2_wEiのライブはMCも含めて最初から最後までキャラクターを演じきるという大変そうなステージでしたが、コミカルで可愛いミントでも悲劇的な背景を持ったミントでも説得力のある芝居を見せてくれました。特撮やMARVELが好き。和氣さんと同じ俳協 華の5人組のひとりです。

 

その他のキャスト

脇を固める意図もあるのでしょう、より実績のある方が起用されています。リアルイベントでの出番は稀で(立花理香さんが一度出演した程度)、現状ではストーリーやライブでのナレーションでの声の出演、エビストニュースのゲストに出番が限られています。

白鳥・ロクサレーヌ・慶子:立花理香 @RiccaTachibana

主人公サイドの学校、音の杜学園の理事長です。メイとのデュオで歌う曲があります。

空乃かなで:大橋彩香 @AyakaOhashi

バーチャル空間から現実空間に飛び出してきた最新型アンドロイド:Type-Zのプロトタイプ。源氏ほたると深い関係があり、メインストーリー第8章から出番があります。歌うべきポジションにいるキャラクターですがこの先楽曲がリリースされるかははっきり言ってわかりません。ただその期待を持てるストーリーになっていると思います。

虎牙優衣:芹澤優 @iRis_s_yu

2_wEiの開発者にして生みの親で、彼女たちのストーリーの鍵を握る人物です。サイドストーリー第2章に登場しているほか、2_wEiライブでは重要なナレーションもありました。

 

4.イベント編

ストーリーの項で書いたように、エビストのライブはストーリーから独立したものではなく地続きの展開を見られるイベントのようになっています。ではライブに行かないとストーリーが全く楽しめないのかというとそうではないと補足しておきたいのですが(9割以上はあくまでも音楽ライブですし、その場で話が進んで追いつけなくなるということもありません)、ストーリーの背景を知っているのと知らないのでは結構演出面の楽しみ方が変わってくるのも事実です。

最新のライブである2_wEiのワンマンは音楽ライブであると同時に、ストーリーの内容を受けた舞台演劇・キャラクターショーやディズニー等のアトラクション的な要素も見られ、この先もこういうメディアミックス的な傾向を持ったライブを作品の特色として続けていくのだろうと予想しています。

どちらの展開も追っている身としてはとてもエキサイティングな体験をできていますし、演者の魅力を活かしたアイドル的な戦略を取りながらも作品のストーリーやテーマ性を大切に作っている点に共感を持っています。

一方でライブ以外、CD等のリリイベはそういう物語からは離れた形で開催されています。その場限りの朗読劇が披露されたりすることもありますが、内容としては言わば番外編のようです。

概ねトークショーやミニライブにお渡し会が付いてくる構成で、つまり接近戦の機会があります。私はあまり行く方ではないですが、ライブや楽曲の感想を生で伝える機会があるのは嬉しいことだと思っています。

4thライブBlu-rayの発売が決まっていますのでいずれイベント開催も発表されるでしょう。映像作品のリリイベはなかなか充実したミニライブもあるので今後のライブの予習としてもぴったりです。

現実的な話だと、アプリ運営に加えてこういう定期的なイベント・ライブでのグッズ販売で収益を上げる構造になっているはずで、アプリの規模が小さいなりに(といってもZeppでライブもしているのですが)ここまでサービスが続いている理由のひとつはここにあるのだろうと思います。

 

映像作品のリンクを紹介します。声優番組レーベル PHONONのオンラインショップ等で購入できます。

 

1st Live

アプリの始動から半年も経たない時期に開催されました。結構短いですがここでしか映像になっていない曲もあります。

www.phonon-seiyu.com

 

2nd Live

Sweet/Bitterというコンセプト違いの2部構成のライブ。私は1stにも行きましたが、ここから本格的に引きずり込まれるある出来事がありました。

www.phonon-seiyu.com

 

3rd Live

初の生バンド導入。楽曲世界をステージ演出も含めて再現する形が明確になり、非常に充実感のあるライブでした。

www.phonon-seiyu.com

 

ハニプラTV

8/pLanet!!が登場する声優バラエティ番組です。DVD未発売の2ndシーズンがありますが、そちらはニコニコ動画で有料コンテンツとして楽しめます。

www.phonon-seiyu.com

ch.nicovideo.jp

 

現在、3/10開催の2_wEiライブ『Driven to Despair in TOKYO FINAL』の先行抽選受付中ということで、興味を持たれた方は是非。なんと生バンド。きっと面白いものが見られます。

https://chronusinc.jp/8beatstory/2wei1stlivefinal/form.html