エビストのブログ

8 beat story♪と8/planet!!+2_wEiについて書きます

今から始めよう! エビスト ゲーム開始後の攻略

今年の5月でアプリのリリースから3周年を迎えるエビスト。5/123rd Anniversary スペシャルイベントの開催が発表されました。

 

詳しい内容は明かされていませんがライブと銘打たれていないことやこれまでのイベントの作り方から、ゲーム内のストーリー展開を踏まえた朗読劇とミニライブを中心に披露するものになるのではないかと思います。4ヶ月前から告知されるあたり重要度では過去のライブと同等でしょう。ライブじゃないからと言わず、ぜひ多くの人に見てもらいたい。

第1回リーディングイベントや『歩み』での朗読劇、そして2_wEiライブでは、歌って踊るだけではない、声優がキャラクターを演じる生の姿を見せてくれました。芝居を見る体験としても、物語性のあるキャラクターコンテンツとしても充実したイベントを期待したいと思います。中身はその日にならないとわからないのですが。

そんな5月のイベントに向けてエビストのメインストーリーをぜひ読んでもらいたいということで、ゲーム序盤の効率的な進め方を考えてみます。(全章のあらすじをここから読むこともできます http://chronus.8beatstory.jp/story/ )

 

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今から始める 8beatstory♪ の手引書

はじめに

先日、8beatstory♪(エビスト)の橘彩芽役を演じてきた青野菜月さんの声優業引退にともなうキャスト交代が発表され、後任としてWake Up, Girls! などで知られる山下七海さんが加入することになりました。このタイミングでエビストを知った・興味が出てきたという方もおられると思いますので、説明書のような記事を書くことにした次第です。

山下七海さんについて知っていることはあまり多くないのですが、WUGというチーム(ユニットやグループよりもそう言う方が相応しい気がします)や他の仕事で得た経験をエビストにももたらしてくれると期待しています。派生の声優ユニットである8/pLanet!!(ハニープラネット、ハニプラ)としての活動についても、後任という重さや難しさ(橘彩芽は8人のリーダー的な役割ですし)もあるでしょうが、経験と実績を持った人だからこそ任せられるものだとも思いますので、一人のファンとして見守っていきたいところです。メイ役の澤田美晴さんとはプライベートで仲が良い様子で、これも縁というものでしょうか。

 

さて、長い記事になりますし、人によって興味の対象も違いますので読みたい項目から読んでいただくのが良いと思います。

 

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青野菜月さんの引退によせて 8beat story♪ 8/pLanet!!『歩み 2016~2018…』

 

1.

今年もJリーグのシーズンが終わった。12月。移籍市場が活発になり、クラブを去る選手、スパイクを脱ぐ選手がいる。キャリアの長い期間をひとつのクラブで過ごし、サポーターに愛されてきた選手の引退も聞かれた。サンフレッチェ広島森崎和幸浦和レッズ平川忠亮柏レイソル栗澤僚一FC東京梶山陽平

特に広島で生まれ、ユース時代から20年以上をサンフレッチェ広島一筋で過ごしてきた森崎和幸の引退は私にとっても重要な出来事だった。学生時代、広島に住んでいた時によく試合を見に行ったというわけではないが、たくさん思い出のある土地だから卒業して離れてからもサンフレッチェを応援してきて、それは習慣になった。

二度のJ2降格、幾度もの病による離脱(私などには想像も及ばない辛さだったろう)。それを乗り越えて果たした三度のJ1優勝。決して派手ではないがチームにバランスとリズムをもたらす理知的で正確なプレー。カズは私にとって最高のセントラルミッドフィールダーだ。

そんなカズの今季限りでの引退はシーズンの終わりが近づく10月に発表された。

 

同じ頃、一人の声優が12月をもって引退すると発表された。8beat story♪の橘彩芽役で8/pLanet!!のメンバーである青野菜月だ。2年半という時間…アプリのリリース直後から追い続けてきた8beat story♪のキャストとの別れは、私の大好きなサッカー選手の引退と重なって見えた。

そして2018128日に、現体制として最後のイベントが用意された。

 

「フロントと選手は通り過ぎる存在で、最後に残るのはディナモと俺達だけだ」とはクロアチアディナモ・ザグレブのサポーターの言葉だが、彼女の引退を知った時に思い浮かんだのがこの言葉だった。安易に使えるような背景から出てきた言葉ではないと理解しているつもりだが、それでもサポーターとクラブの関係を端的に表していることも事実だ。

青野さんが去って新しい橘彩芽役のキャストがやってくる。8beat story♪という物語は続いていく。キャストの交代は当然織り込み済みではなく、ましてやキャラクターとキャストの重なりを大事に作られてきた。声優とサッカー選手は違う。でも人がやっている事、時として別れが付き物であることに変わりはない。

去る人がいても物語は続いていく。それは当然のこととして理解している。しかし、だからといって別れが寂しくなくなるわけではないし、「なぜ」と思わなくなるわけでもない。そして、いずれ去っていくと知っていてもサポーターが選手を愛さないわけがない(もっとも、サッカー選手の移籍はしばしばサポーターとの確執を生むものでもあるが)。

 

青野さんとは結局ここまでお渡し会で話すことがないままになってしまって、直接言葉を交わせたのはごく短いハイタッチぐらいだった。それでも彼女の凛々しく澄んだ美しい歌声が、ライブでのキレと表現力を備えたパフォーマンスが、彼女が演じた橘彩芽というキャラクターが大好きだった。メタル大好きで、音楽の話をよくしてくれるところも。

 

8/pLanet!!の曲を聴いていると、青野さんの引退という背景が付け加えられたことでそれまでと違う聞こえ方がして冷静になれなかった。だからこのタイミングでライバルユニットである2_wEiのアルバムがリリースされてライブまであったのはちょうど良かったのかもしれない。2_wEiはライブの中で「会いたい人に今会いに行け、伝えたいことを今伝えろ」と話していた。

 

別れが寂しいことに変わりはないが、こういうイベントがきちんと用意されるのはファンとして幸福なことだと思った。サッカー選手だって引退セレモニーを用意されることは当たり前ではない。カズはサポーターの感謝と賞賛の中で引退のスピーチをして、背番号と同じ8回胴上げされた。青野さんもそんな風に送り出せるといいなと、自分でも驚くほどテンション高く関東に向かうバスに乗った。

期日が迫る中でなんとか青野さんと社本さんに手紙を書いた。でも、この2カ月、どれだけ真剣に彼女の引退と向き合って、どれだけ8人の気持ちを想像できただろうか。

 

 

2.

『歩み 2016~2018…』。8人のこれまでの活動を振り返り、これからの未来に繋げていくという意味が込められたタイトル。横浜で私が、私達が見たのは整理され演出されたショーなんかではない、もっと剥き出しの生々しい感情だった。

 

ライブのイントロBGMと一緒に8人のこれまでの写真お披露目のイベントからナンバリングライブは勿論、CD等のリリイベでの写真もモニターに映し出され開演となった。

彩芽と杏梨:青野さんと金魚さんが登場し、『おそろいさんぽ道』が流れる。4thライブ後にリリースされたから初披露だ。同じ3生コンビでも大人になっていく事への抵抗の歌である『Still…』とは対照的。2人の中学時代の幼い声色で歌われ、アレンジもメロディも素朴で純粋そのもの。8beat story♪だからこそできるような、大好きな曲だ。スピッツ的な雰囲気とか、モータウンビートを刻むベースから斉藤和義の『歩いて帰ろう』を思い浮かべる。ペンライトは忘れてきたが、心地よいリズムに合わせて踊った。間奏の『アルプス一万尺』みたいな手遊びの振り付けがかわいらしい。

2人は歌詞にある通りの「お揃いの髪型」で登場した。「いつでもわたしたちの心に響いている 胸が躍る可愛いメロディ/前髪が長く伸びてもずっと君と一緒ね」がお気に入りだ。

 

それから8人の自己紹介とコールアンドレスポンス。これもそれも、青野さんと過ごす時間はこれが最後だという事実があってどこか異様な空気があったという気がする。

そしてこれまでの歩みを映像とともに振り返る、4チームに分かれてのクイズコーナー。実は初出しとなる1stライブ昼の部のアンコール、バースデーソングをソウルフルに歌う社本さん、4thのリハーサルの日だろうかZeppBLACK SABBATHの公演情報を探す青野さんの映像などが流れた。過去のライブのセットリストを埋める難問などもあって、最終的に勝者はメイほたチーム(澤田さん・吉村さん)になった。ご褒美のケーキは後で8人で食べようねという話になったり、各チームでマイクオフで話して進行を聞いていなかったり、ハニプラの緩さが出ていて楽しく進んだ。

告知が2つ用意されていた。現在の8人で歌う最後の曲『つよがりDecember』の配信と4thライブのBD化決定。待ってましたとばかりにホールが揺れた。『DREAMER』のクラッカーが炸裂する瞬間は私にとってひとつのハイライト。その映像を見て胸が熱くなった。

 

朗読コーナーが続いた。去年夏はスケジュールの都合で和氣さんが参加できなかったため初のフルメンバーでの生朗読となる。8人が曇り空の下で満月を待ちながらこれまでのストーリーを振り返るという内容。メンバー集めの苦労、楽しかったこと、それぞれの困難、空乃かなで、2_wEiのこと。明るいことばかりではない。しかし、8人が不安に包まれた時、それを吹き飛ばすような、驚くほど美しく青い月をひなたが見つける。

最後に、遅れてやってきた「先生」を8人で呼ぶ。物語の中に私たちもいるのだと信じられるような呼び声。彩芽が先生に感謝を伝える。涙声だった。

 

青野さんと金魚さんの2人がステージに残って『Still…』が披露された。「残された時間は少しだけ」「もう少しだけ好きにさせてよ」。2人とも気迫があまりにも入り過ぎていて、大丈夫なのか、こんな歌があるかよとただ圧倒されるばかりだった。過去のライブと同じ曲だと思えなかった。

金魚さんはほとんど泣きながら歌っていた。ああなってまで無理に歌うことはないと思うくらいだった。しかしむしろ彼女たちにとってこそ歌う必要があったのではないか。

 

青野さんが彩芽への想いを語ってくれた。彼女の怖いもの苦手な部分に触れてくれたのが嬉しかった。彩芽を愛しながら演じてくれたことが伝わるスピーチだった。彩芽のことを考えても、青野さんには大きな葛藤があったに違いない。彼女はそういうことは言葉としては出さなかったけれど、そうだとしても決めた意思を尊敬するし、尊重したい。

それからソロ曲である『URARA』が初披露になった。『おそろいさんぽ道』にしても青野菜月の橘彩芽としてのやり残しは作らないとでも言いたげなセットリストで、でもそれが嬉しかった。彩芽と一緒に歌う青野さんはやっぱりめちゃめちゃ格好良くて、今日で最後なんだと思うと本当に卒業が惜しかった。

 

残る7人からそれぞれ手紙が読まれた。全部、素直すぎるくらい素直なメッセージだった。

まだ引退が信じられない。最後まで8人でやりたかった。8人でもっと大きい舞台に立ちたかった。練習の中で積極的にフォローに回ってくれたこと。役とパフォーマンスに関しての助言。いつもほたるが怒られていて「なんで」と思っていたこと。8人のことをいつも考えてくれていたこと。『Distance』の、夜空のような澄んだ歌声が好き(心の底から素晴らしい喩えだと思った)。社本さんがセンターとして引っ張れるようサポートしてくれたこと。2ndのアンコールでセンターとして挨拶するよう促してくれて嬉しかったこと。またご飯を食べに行こう、お酒を飲もう。今までありがとう。

舞台の裏側はあくまで裏側で、今まで知ることのなかった献身を知るにつけ、本当に橘彩芽みたいな人だなと思うばかりだった。7人を受け止める姿も彩芽みたいで、彼女の存在の大きさを感じさせられた。

いつ決まっていつメンバーに知らされたか私たちが知ることはない。何を思いながらこの日までを過ごしてきたのか。「私の大好きな8/pLanet!!に会いに来てください」という言葉は、どんな想いを経て出てきたのか。私たちより長い時間があった中でも心の整理を付けられないまま128日を迎えて、それでもしっかり青野さんを送り出そうとしていることは確かだった。私も整理して納得したつもりでいて、しかしあまりにも切実な想いを目にすると堪えきれなかった。そこかしこからすすり泣く声が聞こえていた。

 

最後は8人で『BLUE MOON』を歌った。「君がいてくれるならば 何も怖くなかった」「大好きだよ これからもどうぞよろしくね」。そうするのが相応しい気がして胸に拳を当てながら口ずさんだ。

これからも8beatstory♪と8/pLanet!!2_wEiをよろしくお願いしますと青野さんが最後に挨拶をする。手でL字を作って8の字を描き「8/pLanet!!でした」とステージを去っていく。終演。

 

 

3.

なんてイベントだったんだろう。参ったなとしか言いようがなかった。1週間ぐるぐると考えている。

イベントが始まるまでどのような内容でやるとも全く明かされず、座席ありだからトーク+ミニライブだろうなと考えていたけど、しっかり楽曲を見せるような気もしていた。実際、卒業や別れ、友情、絆がテーマの曲はいくつもあって今回の状況をそれを通した感動的なショーにしてしまう事もできたはずだった。でも自分の中には青野さんの卒業という事実をそういうものとして扱いたくない部分があって(あそこで曲を使って泣けと言われるのが嫌だったし、この先この別れという出来事ばかりが曲の中で強調される気がした)、披露された楽曲が「青野菜月の橘彩芽」を決算する最小限で構成されたことに安心したところがある。

できたはずだった、と言うよりもそうしたくなかった、できなかったのかもしれない。『Still…』を歌う金魚さんを、涙で言葉を詰まらせながら手紙を読むメンバーを見て「もっとライブ見たかったな」と言えるだろうか。

そういう姿も含めてショーだよ、と言われると反論できない。私たちはチケット代を払ってステージを見ている。でもあれをショーだとかドラマだとか資本主義だとか、あるいは感動とかエモいとか、簡単な言葉で片付けたくなかった。だから少しでも残しておきたくて文章にしているわけだが。

 

あれ以上歌わせられんと言いながらだが8人でステージに立って歌う場所が必要だった、もっと歌いたかっただろうことも確かでわけが分からない。

せめて、終演のアナウンスがあっても私を含めた観客が迷惑も承知で席を立たずアンコールを求めれば『ファンタジア』を最後に歌わせてあげられたのではないかと後悔じみた想いが浮かび上がる。やめてくれと言われるだろうが。ファン個人の力はあまりにも小さくどうにもならない事が多すぎるが、できるとしたら無理せずお金を落とすことと、声を上げることだ。先生として。 

 

4.

今回のイベントの意味ーー別れそれ自体は辛くて寂しいだけだーーは、最後に8人でステージに立って決算をすることと、青野菜月という人の存在を心に刻み付けるための手続きだったという気がしている。文章を書いているとそう思う。残る7人にとってもファンにとっても。

格好良く歌う青野さんを見ることができた。8/pLanet!!にとっての彼女の存在の大きさ、2年半を過ごしたチームとしての結びつきは、手紙と声を通して私たちに伝わった。それはファンに見えない場所で行われてもよかったのかもしれないが、私たちにとっても意味があった。道は違えども、これからも8/pLanet!!の中に青野さんが一緒にいると信じることができたのだから。そのためのセレモニーだったと言ってもいい。

だから今回のイベントが開催されたことは本当に感謝してもしきれない。

 

青野さんは多くのものを残してくれた。これまで過ごした時間、橘彩芽という人物、たくさんの歌。

Tiny Little Letter』メンバーに手紙を書くひと押しをくれる曲。『それゆけ!! 乙女のミッション!』エビストにのめり込んだひとつのきっかけ。『オーバードライブ』絶妙なボーカルとギターのバランス、そして最高難度の音ゲー。曲のことを書くときりがない。

 

URARA』の歌詞に「いざ言ノ葉と共に行こう」「歩めよ乙女 共に行こう」とある。去っていくあなたがそれを歌うのかと、後日聴きながら笑ってしまった。寂しくないとも別れの痛みがないとも言えないが、しかしこれほど相応しく心強い言葉もないなと思う。

先生と、新しくなる8/pLanet!!と、音の杜の仲間たちと、8beat story♪という物語と。そして、橘彩芽と青野菜月がこれからも共にあること。

そんなことを信じられる。8人にとってもそうだと嬉しい。

 

青野菜月さん、ありがとうございました。 

 

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君は2031年を体感したか。2_wEi 1st Live "Driven to Despair" 感想

2031年に行ってきたよというレポート。最高。

 

完全にミントが言うところの「人間の皆さん」にされてしまった 

 

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2_wEi 1st Live "Driven to Despair" プレビュー

2_wEiとエビストにとって今回のライブはどのような意味があるのか整理しよう。

一行で言うとこれはきっと物語上重要なイベントで、現実世界まで巻き込んだ状況になっているという趣旨のことを原稿用紙7枚ぐらいの分量で書いたものになる。

 

  • “Driven to Despair”
  • ゲーム世界の拡張としてのライブ
  • ロールプレイング
  • バンド
  • 物語

 

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